スターミー



タイプ 水・エスパー
HP:60 攻撃:75 防御:85 特攻:100 特防:85 素早さ:115



主な役割

ファイヤー リザードン イノムー バンギラス カイリキー スイクン封じ等

光の壁、リフレクターを使い分けて上に挙げた多彩なポケモンを封じられる。 壁を張れることや、電磁波を使えることから、サポートに向いていると言える。主力で使うなら雨乞いコンボが有名。 リザードンは太鼓で攻められる時、壁を張るひまは無いので波乗りさえあれば良いかもしれない。 ただ、レベル差5になると同速なので注意。



光の壁
主にファイヤー、シャワーズ、オムスター受けを意識する時。 ファイヤーは相手がめざパ草だと厳しい場合もあるが、これがあれば比較的楽になる。 またスターミーに対して出てくる電気系やナッシーを受けるのに、それらの受けの負担が減る。


リフレクター
主にイノムー、バンギラス受けを意識する時に。 サイドンはこれがあっても厳しい。スターミーに対して出てくるカビゴンやポリゴン2の受けに、 カイリキーを出せるようになったりと何かと便利。もちろんその他受けの負担の軽減にもなる。 また腹太鼓リザードンに対しては、相手が守る瞬間を上手く読んで張れると封じやすい。


電磁波、毒毒
スターミーの受けは、カビゴン、ライコウ等とA級戦犯揃いなので、相手の動きをにぶらせる補助技は非常に役立つ。 他にもフーディンやポリゴン2、ナッシーを狙って当てに行こう。


怪しい光
混乱運頼みにはなるものの、これがあると低レベルライコウやサンダー、ポリゴン2は比較的倒しやすい。 相手が2発分強のダメージの余裕を持って出てきても、こちらが先制なら5割の確率で倒せる計算になる。 カビゴンは鈍い合戦に持ち込む時にいくらか有利。電磁波や毒毒と組み合わせると凶悪。身代わりとも相性が良い。 カビゴンやポリゴン2等の物理系を気にしないなら、威張るでも良いだろう。


身代わり
先制での様子見に非常に便利。相手がナッシーなら、宿木の種、各種粉、ギガドレインを全てカットするので、 相手は打つべき手段が無くなる場合さえある。カビゴンが邪魔になるので、怪しい光や毒毒等の補助技と組み合わせて、 状態異常を打って、さっさと逃げられるようにするのが理想的。また、日本晴れ大文字ファイヤーや鈍いクロスチョップカイリキーなどを、 PPに訴えて退かせる事も可能。更に自己再生の特権からHPもあまり気にならないので、食べ残しも必要無い。 また腹太鼓リザードンに対しては、相手が守る瞬間を上手く読んで張れると上手く崩すことが出来る。


波乗り
言うまでもなくメイン技。同レベルガラガラファイヤー2発、オムスター3発、サンダー乱数3発、 ライコウ4発、ナッシー乱数5発、レベル差最大残飯バンギラス3発。


10万ボルト
水封じに使われる電気技。しかし同レベルスターミー乱数2発、スイクンシャワーズ乱数3発と、 威力は極めて微妙で、牽制の意での使用になることが多いだろう。 ちなみに磁石を持たせるとそれぞれ確定2発、3発に持ち込めるので、封じを徹底させたい時は磁石持ちがお勧め。


冷凍ビーム
草系、サンダー牽制と、リフレクターと併せてのカイリュー封じと、カビゴンに対して凍り漬けの圧力をかける目的でどうぞ。 同レベルナッシー乱数2発、サンダーメガニウム3発、カイリューは確定2発。


サイコキネシス
第二のタイプ一致技だが、波乗りに比べて汎用性は低め。 しかし高レベル残飯カイリキーはこれが無いと倒せない事が多い。 格闘封じをさせたいあなたは必携の一品。 カイリキーヘラクロス2発、ガラガラサイドン、レベル差最大残飯カイリキー3発。


ハイドロポンプ
主に雨乞い型のエースでの使用になるが、Lv.52あたりのバランスパに紛れ込んでいてもなかなか良い味を出す。 基本的に回復手段が自己再生なので、PPに少し神経質にならなければならない。 PPが気になる人は、眠る寝言なんて馬鹿な真似はやめて、不思議な木の実を持たせよう。 雨乞い無しでは同レベルライコウ3発、雨乞いハイドロポンプで同レベルライコウポリゴン2を2発、カビゴンを3発。



使用例

奇跡の実 / 波乗り 光の壁 リフレクター 自己再生
両壁張り。スターミーに対する受けの物理系(カビゴン等)、特殊系(ライコウ等)に使い分けられるので、 サポート力は申し分無い。もちろんスターミーの持つ受け役割もオールマイティにこなせる。


奇跡の実 / 波乗り 光の壁orリフレクター 毒毒or電磁波 自己再生
壁+状態異常。相手の主力になることが多いカビゴンやライコウを誘うので、使いやすい。 相手を弱らせて、防御をかためて、こちらの決定力になるポケモンを動かしやすくしよう。


光の粉 / 波乗り 身代わり 毒毒or電磁波or怪しい光 自己再生
身代わり型。特徴は上の身代わりの項で紹介した通り。 この型に限らないが、スターミーは素早さの関係からLv.51以上で使うのがベター。 特に身代わりは、対電気や、リザードンに対する立ち回りに大きく影響するので、このレベル調整はかなり重要。


不思議な木の実 / ハイドロポンプ 雷 雨乞い 自己再生
雨乞いコンボ型。Lv.55エースでも良いが、取り巻きのレベルでも、なかなかの活躍をする。 雨乞いによる恩恵は、自身の水技の攻撃力アップや雷必中だけでなく、炎受けの負担を軽くしたり、 ナッシーの光合成を邪魔したり、特典色々。敵の雷も必中になることもお忘れなく。


食べ残し / 波乗り 捨て身タックル 鈍い 自己再生
珍種の鈍い型。鈍い1回からの捨て身タックルで、同レベルハピナスを3発、カビゴンを4発で倒せる。 もちろんカビゴンは毒毒等で眠らせてから攻めるのが基本。 他にも、タイプを生かし、力ずくでフーディンやナッシー、スイクンあたりも押しきれる。 鈍いを1回積んでも、ガラガラやサイドン、カビゴンに先制可能。



メモ

本来は、低レベルでの補助を得意としているので、技の項で紹介した技を組み合わせて使おう。 型によって大分性格が変わり、自由度も高い。 パーティ内の決定力とは言い難いが、雨乞いや怪しい光等があれば、攻撃面でも癖のある働きをしてくれる。 とにかく器用なので、多くのトレーナーに愛用されている。



対策

ハピナス カビゴン メガニウム ナッシー ライコウ サンダー等

特殊技のバリエーションが多いので、草系や水系は弱点を突かれる可能性があり、少々危ない。 受けるとなれば、ライコウ、サンダー等電気系は高レベル仕様や寝言型でないと厳しい。 物理技の可能性が低いので、ハピナスは一番安全。ただし、ハピナスの10万ボルトで倒すのに3発かかり、 スターミーの回復技は自己再生なので、粘られる事もしばしば。毒を撒くなり、壁張りで役割分担なりの工夫が欲しい。 カビゴンは潰しの面でも大本命だが、雨乞いハイドロポンプには気をつけたい。 毒毒や電磁波等の状態異常技を備えていることが多いので、 こちらの動きが鈍くなることを覚悟の上で、役割を担当したほうが良いだろう。




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