オムスター



タイプ 水・岩
HP:70 攻撃:60 防御:125 特攻:115 特防:70 素早さ:55



主な役割

カビゴン ガルーラ ファイヤー ベトベトン封じ等

高い防御力と属性を生かしたノーマル受けが可能。多くのノーマル受けと違い、 相手の鈍いを解除するのに黒い霧を用いるので、その性質上、ガルーラ封じも担当出来る。 高い特殊攻撃を生かした水技は、砂嵐や雨乞いと組み合わせることでカビゴンさえも倒してしまうので、潰しまで請け負う時はそれらの技を使う事になる。 汎用性は低くないと思うが、カビゴン封じとして使うには、天候技が必要なので、 パーティとの相性を考えなければならない。


砂嵐
オムスターを使う上では欠かせない技。一定のダメージを与え続ける事で、 こちらの攻撃をサポートする。 オムスターをパーティの決定力として使う際には、砂嵐か雨乞いかを持つことになる。 雨乞いは水技の威力しかあげられないが、砂嵐は、役割破壊のダメージも上げられるので、 より攻撃的な補助技だと思う。


波乗り
使いやすいメイン技。同レベルエアームド乱数2発、カイリキーヘラクロス3発、 ライコウポリゴン2乱数3発、ベトベトン4発、カビゴン乱数4発、ナッシー乱数5発。 Lv.50のオムスターでレベル差最大のケンタロス3発、ガルーラ4発。


ハイドロポンプ
威力重視のメイン技。命中率やPPの関係から、寝言型での使用が理想。 フーディン2発、カイリキーヘラクロス乱数2発、 ライコウポリゴン2ベトベトン3発、カビゴン4発、ナッシー乱数4発。


雨乞い
水技の威力をあげる技。 雨乞いからの波乗りで同レベルカイリキーケンタロス2発、ライコウガルーラ乱数2発、 ベトベトン3発、ポリゴン2乱数3発、 カビゴンナッシースターミー乱数3発、ハピナス5発。 同条件ののハイドロポンプで同レベルライコウカイリキーポリゴン2ベトベトン2発、 カビゴンナッシースターミー3発、ハピナス4発、スイクン乱数4発。 Lv.50のオムスターでレベル差最大のガルーラケンタロス2発。


冷凍ビーム
雨乞いが無い状態なら、サンダーに与えるダメージはハイドロポンプより高い。 同レベルナッシー2発、サンダー乱数2発、メガニウム3発、キングドラ乱数4発。 キングドラは砂嵐が絡めば3発。カイリューはどのレベルでも2発。 ただ、これを持つと厄介なスイクンやスターミーを倒せない。 草系に対する役割破壊だが、相手の回復技が光合成の場合、砂嵐を持っていれば押しきれる。 結局、役割破壊の対象は、眠る草系とドラゴン系に限るため、汎用性は高くない。


めざめるパワー電気
水系を攻略するための役割破壊。同レベルスターミー3発、スイクン4発、キングドラ乱数5発。 砂嵐と併せればそれぞれ攻撃にかかる回数を一回減らせられる。


地球投げ
必ず砂嵐と併用して使いたい技。オムスターに限らない話だが、 砂嵐を起こしながら使えば、Lv.50でHP240以下のポケモンを3発で落とす事が出来る。 スターミーの場合は、自己再生で粘られるとギリギリ倒しきれないが、 毒毒や宿木の種のサポートがあれば、なんとか倒せる。


泥棒
ターゲットはカビゴンの食べ残し。奪えれば、砂嵐で倒しやすくなるうえに、 こちらの防御能力もあがるので、確実に盗みたい一品。 余談だが、スターミーとナッシーに与えるダメージは、波乗りよりわずかに高い。


渦潮
砂嵐と組み合わせてダメージを削る。相手の食べ残しによる回復を帳消しにできる。


毒毒
天敵である、ハピナスやスターミー、メガニウムにとても効果的。 オムスター自身カビゴンに対して強制交換力が高くないので、カビゴンにもあたる。


黒い霧
鈍い持ちのノーマル受けに徹する時は必ず持たせよう。 相手の上がった能力だけでなく、自分の下がった能力も元に戻せるので、 光の壁サポートをした嫌な音バンギラス等を相手にする時も便利。


リフレクター
もちろん目的は物理受けの強化。 ただし、オムスター相手に物理ポケモンが出てくることは少ないので、 地震カビゴン嫌いで無い限りは、他の補助技や役割破壊を持っている方が良さそう。



使用例

薄荷の実 / 波乗り 砂嵐 黒い霧 眠る
役割徹底型。オムスターを使う時は砂嵐型か雨乞い型かに分かれるが、 砂嵐の方が人気が高いように思う。 このようにオムスターを封じとして使う時は天候技は絶対必要なので、 パーティとの相性を考えなければならない。 砂嵐なら発動中の毎ターンダメージを与えるというその性質上、 撒き菱や毒サポート込みのパーティによく馴染む。 この場合でも砂嵐は雨乞いで代用できるが、雨乞いを使うなら、高い特攻を生かすためにも、 ハイドロポンプを用いた型のほうが良いと思う。


奇跡の実 / 波乗り 砂嵐 泥棒 眠る
泥棒型。黒い霧を使わずとも、相手の食べ残しさえ奪ってしまえば、 受けもかなりゆとりを持てるので、個人的には黒い霧より使い道が多いと思う。 Lv.50でも食べ残し無しのLv.55ガルーラを波乗り4発で倒せるので、 泥棒が成功すれば、理論上、砂嵐が無くてもガルーラ潰しは可能。


薄荷の実 / 波乗り めざめるパワー電気 砂嵐 眠る
エースでの使用例。役割破壊を取り入れて、オムスターの攻撃範囲を広げる。 カビゴンは鈍いで押される前に砂嵐で積極的に潰しにいこう。 めざめるパワー電気のスペースは、お好みで冷凍ビームや地球投げでも良い。


食べ残し / 波乗り 砂嵐 毒毒 眠る
砂嵐+毒毒でじわじわ攻めるタイプ。エースでも低レベルでも使い勝手が良い。 カビゴンを早く眠りに追い込めて、スターミーやハピナスを苦しめられるのがポイント。 使う際は、是非、撒き菱役をパーティに入れて、砂嵐+毒+撒き菱の、最大HP3/8削りを楽しもう。


神秘の雫 / ハイドロポンプ 雨乞い 眠る 寝言
砂嵐のイメージが強いが、雨乞い型も侮れない。 大雨状態は一回の攻撃力がかなり上がるので、メインは是非ハイドロポンプを使いたい。 道具は確実に特攻力を高める神秘の雫を持たせよう。神秘の雫でのハイドロポンプで、 同レベルカビゴンを乱数2発で倒すことができる。 ただし、ハイドロポンプのPPは低いので、無駄使いに注意。 心配なら不思議な木の実を持たせておくのも一つの手だろう。



メモ

割と攻撃重視の性質を持つので、低レベルでもパーティ内の槍として活躍する。 ただし、砂嵐を用いる場合がほとんどなので、パーティを選んで使わなければならない。

砂嵐パーティに関する話だが、砂嵐の影響の無い岩、地面、鋼を中心に組んでいくと、 どうしても水系に弱くなるので、その対策に負われることが多い。 その結果、どうしても水を受けようとする電気系やハピナスに食べ残しを回したくなるので、 オムスターに食べ残しは持たせにくいと思う。



対策

スイクン スターミー キングドラ ハピナス メガニウム等

水に対して抵抗力がないのでスイクン等の水系でも潰しにかかれる。 オムスターが雨乞い型ならこちらの攻撃力も上がるので、天候に便乗してどんどん攻めよう。 ハピナスは電気技を持っていれば封じも可能。メガニウムは光の壁があると良いが、 光合成だけだと相手の天候技が厳しいので、日本晴れと併用か、寝言で挑んだほうが無難。 キングドラは砂嵐+地球投げor冷凍ビームにさえ気をつけていればかなり安全。 スターミーは光の壁必須。毒をかけられると受けは不可能になってしまうので、毒毒型に注意。 ノーマルや炎以外に関してはそれほど耐久力があるわけでもないので、 電気技や草技で、厄介な砂嵐を使われないうちに潰しにかかりたい。




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