ニョロトノ
タイプ 水
ＨＰ：９０ 攻撃：７５ 防御：７５ 特攻：９０ 特防：１００ 素早さ：７０
主な役割
ヌオー ハガネール スイクン オムスター封じ等スイクンと似たステータスの持ち主だが、わずかに劣っているためマイナー扱いとなっている。 ただ、技のバリエーションに富んでいるので、使う技でスイクンと差をつけたい。 戦術としては、エースでの腹太鼓や、渦潮＋滅びの唄コンボ等が挙げられる。 役割面では、Lv.55の食べ残し持ちで、低レベルヌオーの地震をギリギリ受けられる程度。 ただ、壁サポートしてやれば、日本晴れファイヤー等、強力な攻撃も受けられるようになるので、 使ってみる価値は十分にある。ちなみにオムスターはLv.55の雨乞い＋波乗りでも、食べ残し所持で封じられる。
技
腹太鼓Lv.55でエースとして使うときに。攻撃力を上げたあとは、ノーマル技を中心に攻めていく。 ノーマル技と相性の良い水技をタイプ一致で使えるので、攻撃範囲はかなり広い。
メガトンキック
腹太鼓後に使うノーマル技。捨て身タックルを使いたいが、腹太鼓後だと反動が厳しい。 メガトンキックなら、反動無しで捨て身タックルと同じダメージを出せるので心強い。 但し、PPと命中率は極端に落ちるので、そこを了承して使いたい。それが嫌なら、威力を犠牲にして恩返しで代用しよう。 腹太鼓後のメガトンキックで、低レベルライコウ1発、高レベルは高乱数1発。 カビゴンはLv.52まで乱数1発、Lv.53以降は2発。ナッシーはLv.55が2発、それ以外のレベルは乱数1発。 ガラガラとポリゴン２はLv.50が1発、Lv.51以上のレベルは乱数1発。その他ほとんどが、抵抗が無ければ大体1〜2発となっている。 恩返しなら、メガトンキックで1発のところが乱数1発、乱数1発が2発…という具合に与えるダメージが減る。
圧し掛かり
威力はメガトンキックの約2/3だが、追加麻痺が嬉しい。攻撃に変化を付けたい時に使う。 サンダーやライコウは、圧し掛かりを1回当てて麻痺させれば、次のターンで腹太鼓から崩せる。 Lv.55食べ残し所持カビゴン乱数2発、ライコウナッシーポリゴンガラガラ等を2発。
波乗り
本来はメイン技だが、腹太鼓を主体に戦う時は、こちらが役割破壊のような感じになる。 とはいえ、タイプ一致なので、エアームドやゲンガーは普通に倒せる。 Lv.55の波乗りで、エアームドバンギラスフォレトス乱数2発、オムスタームウマ3発、低レベルライコウ乱数3発。
渦潮＋滅びの唄
スイクンに真似できない、もう一つの型。渦潮の命中率がいまいち信用できないが、意表は突けると思う。 身代わりやカウンター、催眠術と併用できるので、自分で工夫して、このコンボが決まる状況を作っていこう。
催眠術
これもスイクンは真似できない。自分で腹太鼓や渦潮＋滅びの唄を使いやすくしたり、用途は結構多そう。
使用例
食べ残し / メガトンキック 腹太鼓 波乗り 眠るニョロトノをエースで使うなら、この型がおすすめ。メガトンキックをメインに戦う。 ノーマル受けが出てきても、タイプ一致の波乗りで潰せるので、腹太鼓さえ決まれば、理論上は全崩しが可能。 全てはいかに腹太鼓を決めるかにかかっているので、麻痺サポートや壁サポートを尽くして、 打開できる状況に持ち込みたい。ヌオーやオムスター、スイクンを受けられるが、 受けばかり繰り返していると腹太鼓が使いづらくなるので、過保護なくらいに扱う意識で。 回復技の眠るを削って、電気潰しの地震にしてみたり、自らをサポートする催眠術にするのも、 一つの手だろう。
薄荷の実 / 波乗り 渦潮 滅びの唄 眠る
滅びの唄を使う一例。波乗りをメインで使いつつ、眠り状態のカビゴンやハピナスを捕獲する。 渦潮が4ターン以上続いてくれるかは、トレーナーの日頃の行いにかかっている。
メモ
スイクンの劣化版だが、能力が低い訳でもないので、意外と受けはこなせる方。 電磁波や光の壁等でサポートして、腹太鼓で一気に攻めよう。 水技＋ノーマル技を止めるポケモンは居ないので、上手くいくとかなり強力だ。対策
ライコウ サンダー サンダース フォレトス等ノーマル技を止めたいが、岩・鋼・ゴーストは、全て波乗りで潰されるので受けは不可能。 よって素早い電気等での潰していく形をとるしかない。 ライコウサンダーサンダースは１０万ボルトでニョロトノのＨＰを半分以上削るので、 腹太鼓を使ったターンに出せば、ニョロトノを封じられる。 ただし、低レベルだと波乗りすら受けられないので寝言が必須条件。 甘えるやリフレクターを持っていると、いくらか気休めになる。 またフォレトスも、波乗りと、腹太鼓後のノーマル技を1発耐えるので、 同じように腹太鼓のターンを見計らって繰り出せば、大爆発で相打ちに出来る。 いかに取り巻きの麻痺サポートを自由にさせないかが鍵になりそうだ。