カイリュー



タイプ ドラゴン・飛行
HP:91 攻撃:134 防御:95 特攻:100 特防:100 素早さ:80



主な役割

カイリキー ヘラクロス メガニウム スイクン封じ等

高いステータスと飛行属性をいかしたカイリキー受け等が可能。 Lv.55日本晴れファイヤーは、木炭大文字で食べ残し所持でも4発なので厳しい。役割はもとより、 進化条件の関係から、カイリューは使う際は必然的にLv.55なので、エースでの使用になる。 攻撃力が高いが、実用的なタイプ一致の物理技が少ないので、捨て身タックルあたりが主力技となる。


鈍い
剣の舞や嫌な音といった、攻撃力を活かせる補助技を覚えないので、 鈍いで地道に攻撃力をあげていくのがカイリューのスタイル。 カビゴン等を相手にする時は、鈍いを積み合うのではなく、 一回だけ使って、先手が取れるうちに物理攻撃で攻めていく形になる。


睨み付ける
素早さを落とさずに攻めるならこちら。鈍いを積まれると手を出し難いが、 その前に相手の動きをとめ、受けを機能させないようにしよう。


捨て身タックル
特にこれといった飛行技を覚えないので、主砲はノーマル技が無難。 恩返しだと、カビゴンを倒し辛いので、捨て身タックルがおすすめ。 Lv.51ガラガラカイリキーライコウポリゴン2スターミーナッシー3発、 カビゴンスイクン乱数3発、パルシェン4発。 鈍い一回からで、カビゴン乱数2発、スイクンパルシェン乱数3発、上記で3発の相手は全員2発。 エアームドフォレトス乱数4発、サイドン5発。


アイアンテール
捨て身タックルと併用する物理技。岩系とゴースト系にダメージを与える。 威力は恩返しと同じだが、三割の確率で防御を下げる追加効果が嬉しい。 メイン技にすると、氷技の所持率が高い電気系や水系を倒しにくいので、あまりおすすめはしない。 同レベルバンギラスLv.52サイドンLv.51ゲンガームウマ乱数2発、 Lv.51ガラガラカイリキーポリゴン2ナッシー乱数3発、カビゴンオムスター4発。 鈍いを一回積めばカビゴンオムスター3発、エアームド乱数5発。


めざめるパワー飛行
格闘を倒すのに専念するならこちら。やはりライコウに弱くなる。 威力はアイアンテールや恩返しとほぼ同じ。 カイリキー確定2発、ゲンガームウマはLv.53まで乱数2発。


めざめるパワー格闘
捨て身タックルと組み合わせて、岩系と鋼系を破るのに使う。 カビゴンやポリゴン2に対しても、反動無しで捨て身タックルより高いダメージを与えられる。 Lv.51カビゴンポリゴン2を3発、サイドン乱数3発、エアームド乱数5発。鈍いを一回積めば、 それぞれ2発、乱数2発、4発となる。


爆裂パンチ
運ゲー必至の役割破壊。弱点を突いた時の威力は凄まじい。 混乱によるダメージも加わるので、睨み付けると相性が良い。 Lv.52以下のカビゴン、ポリゴン2確定2発、Lv.51オムスター2発、サイドン乱数2発、ライコウ乱数3発、 エアームド乱数4発。睨み付ける一回からで、カビゴン確定2発、Lv.54以下のエアームド3発。


波乗り
メイン技で使いたい捨て身タックルと、一番相性が良い特殊技。 全てのノーマル受けを倒すことが出来る。 Lv.51サイドン1発、バンギラス3発、エアームドフォレトスゲンガーオムスター乱数3発、 同レベルオムスタームウマ4発、パルシェン5発。


火炎放射、大文字
鋼系を早く倒したい時の炎技。火炎放射でLv.51フォレトス1発、エアームドイノムーナッシー2発、 ヘラクロス乱数2発、パルシェン3発、カイリキーライコウ乱数4発。大文字でヘラクロスパルシェン2発、 ゲンガームウマ3発、カイリキー乱数3発、ライコウ4発。


10万ボルト、雷
パルシェンやスイクンやオムスターを手っ取り早く倒せる。 10万ボルトでLv.51スターミーパルシェンオムスター2発、スイクン3発、フォレトス乱数3発。 雷でLv.51スイクン乱数2発、フォレトス3発、ヘラクロス乱数3発。


冷凍ビーム
何かと汎用性の高い技。ガラガラサンダーナッシーサイドン2発。



使用例

食べ残し / 捨て身タックル 波乗り 鈍い 眠る
技の攻撃範囲を見ても、この型が一番使いやすいだろう。結構素早いので、 鈍いを1回だけ積んで仕掛けに行くケンタロスのような戦い方もでき、鈍い合戦にもなかなか強い。 更に特攻も高いので、カビゴンよりも役割破壊性能に長ける。 持ち物に食べ残しが回らなかったときに、メイン技をめざめるパワー飛行等にする手もあるが、 威力や攻撃範囲を考えると捨て身タックルがベスト。波乗りはお好みでアイアンテールや 爆裂パンチでも良い。


食べ残し / 捨て身タックル 波乗り 鈍い 電磁波
某氏の鈍い電磁と呼ばれる型。電磁波を使うことで鈍い合戦にも強くなり、 相手の素早さも下がるので、鈍いを使っても大体の相手に先制出来るという仕組み。 まずは受けポケモンに電磁波を当てて、次のターンから鈍い+捨て身タックル、 もしくは波乗りで攻めていこう。 鈍い一回からの捨て身タックルは、カビゴンの捨て身タックルをも超える威力。 波乗りを使うことで地面系を追い返せるので、ほとんどのポケモンに麻痺を入れることが出来る。 ムウマやゲンガー等、波乗りで倒すのが面倒な相手も、麻痺を入れておくと倒しやすい。 回復技を持たないので、相手の状態以上には十分に気をつけたい。 心配な人は波乗りを眠るに変えよう。ただし攻撃範囲は格段に狭くなる。


食べ残し / 捨て身タックル 波乗り 鈍い 睨み付ける
鈍いと睨み付けるを併用する型。鈍い合戦で、眠る間際に睨み付けるを使って防御を下げ、 一気に畳みかける。ただ、単純にカビゴンやポリゴン2と積みあっても負けてしまうので、 毒毒等でサポートしてから鈍い合戦に持ち込みたい。 また、相手のカイリュー受けの状況に応じて、二つの補助技を使い分けられる所もポイント。


食べ残し / 捨て身タックル 爆裂パンチ 睨み付ける 眠る
睨み付けるを中心に戦う型。鈍い合戦は出来ないので、取り巻きで相手を眠らせてから攻める。 鈍いと違い素早さを落とさずに済むのが魅力的。交換されると効果は消えてしまうが、 ノーマル受け以外ではそう何回もカイリューの捨て身タックルを貰うわけにはいかないので、 必ず何処かで隙が出来るはず。ノーマル受けが二匹来ると厳しいので、爆裂パンチは波乗りでも良い。


薄荷の実 / 10万ボルト 冷凍ビーム 爆裂パンチ 眠る
セミフルアタック型。様々な攻撃技を使えるので、非常に技が読み難い。 特殊技で弱点を突いていくような状況になれば力を発揮する。 個人的に、このエレブーに似た構成が止め難いと思う。 特殊技だけだとカビゴンを倒せないので、運ゲーになるが、爆裂パンチも持たせよう。 また、ライコウも倒しにくい。その事もあり、 主力として使うには不安定なので、ダブルエースの相棒で、隠し玉的な感覚で使う。



メモ

豊富に技を覚えるので、止めることが難しい感覚がある。 光の壁やリフレクターのような補助技も使えるがエースでそれを使う価値があるかは微妙。 氷タイプを四倍弱点に持つので、氷タイプ相手の警戒ももちろん必要だが、 ライコウやスイクン等の役割破壊技としての氷技にも気をつけたい。



対策

フリーザー パルシェン スイクン スターミー ポリゴン2等

恐らく捨て身タックルをメインにしていることが多いが、 特攻もまずまずの値で、波乗り、火炎放射、10万ボルト、冷凍ビームと、一級の技を使えるので、 単純にノーマル受けを出すだけでは、対策は難しい。 受けを考えるよりも、氷技に弱いところを突いて、潰しにかかろう。 氷技を使えて、物理耐久力が高いポケモンが理想的。 フリーザーやパルシェンはその代表。両方とも寝言で確実に止まる。 鈍いを積まれても、次のターンの先制の氷技で致命傷を負わせられるので、 確実にカイリューを追い返せる。 冷凍ビームを覚えたスイクンも優秀な封じ。Lv.50スイクンの冷凍ビームで食べ残し所持カイリュー3発。 同じく冷凍ビームを覚えたスターミーも有効だが、物理系の技を止める為にリフレクターは必須。 ポリゴン2は、捨て身タックル3発なので、自己再生で強引に止められる。 リフレクターと冷凍ビームを備えていれば大分楽になるだろう。

相手のメイン技が飛行技の場合は、ライコウやサンダー等の電気系で対抗可能。 10万ボルトでも潰せるが、時間がかかるので、やはりめざめるパワー氷が欲しい。 セミフルアタックに関しても、ノーマル技を持っていることが少ないので、 同じく電気系で強引に止めることが出来る。 相手が電気技を持っていなければ、これもスイクンやスターミーで対応できる。 受けを考えると厳しいように感じるが、潰しを考えた場合、 氷技を持っている大抵のポケモンでカイリューを倒せることを思えば、 積極的に攻めるほうが得策と言えるだろう。




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