カイリキー



タイプ 格闘
HP:90 攻撃:130 防御:80 特攻:65 特防:85 素早さ:55



主な役割

ハピナス バンギラス封じ

格闘家の顔的存在。 平均的な防御能力でハピナスの特殊攻撃やバンギラスの岩技を受けられる。 バンギラスの地震に関してはLv.51以下で3発、Lv.52以上で乱数3発なので、要注意。 全ポケモン中ニ位の高い攻撃力をいかしたクロスチョップは抵抗力が無いポケモンをほとんど潰すことができ、 抵抗力のあるポケモンでも、急所を繰り出されると受けをこなせない事がある。


クロスチョップ
威力100の貴重な技。カイリキーがこれ以外の格闘技を使うことはほとんどないだろう。 同レベルカビゴンサイドン2発、ガラガラエアームド3発、フーディンスイクン乱数3発、 スターミーヘラクロス乱数4発、サンダーナッシー乱数5発。 その他格闘に抵抗のないポケモンは大体3発以内と覚えておこう。 メイン技だが、PPが悲しいほど低いので、寝言を取り入れた、 「クロスチョップ・???・眠る・寝言」の型がカイリキーの基本形と言えるだろう。


岩雪崩
数多い格闘受けを打破するために、上の???のスペースには役割破壊が入ることが多い。 ファイヤー確定2発、同レベルサンダーギャラドス3発、ゲンガームウマ4発。


地震
毒系に当てる役割破壊。威力が高いので、フーディンやムウマにも適当にダメージを与える。 ゲンガーベトベトンニドクイン2発、フーディン乱数2発、ムウマ3発、 スターミー乱数3発、フシギバナ4発。


めざめるパワーゴースト
ゴースト系とエスパー系を狙う役割破壊。HPが変わるので読まれやすいが、汎用性は高い。 ゲンガームウマフーディン2発、スターミー乱数2発、ナッシー3発。 眠る状態でカビゴンと対峙した時に、寝言でこの技ばかり出ると非常に萎える。


めざめるパワー飛行
ヘラクロスとフシギバナに恨みがある人向けの役割破壊。 この二匹を倒すためだけに存在すると言ってもいい。ヘラクロス2発、ナッシーフシギバナ3発。


捨て身タックル、メガトンキック
高威力のノーマル技。弱点を突けないが、カイリキーの基礎攻撃力が高いので、 ダメージ的にも、状況次第で役割破壊として通用する。 フーディン2発、スターミーベトベトンヘラクロス3発、 サンダーファイヤーナッシーニドクイン乱数3発、 カイリキーに食べ残しを回せない場合は、同じ威力のメガトンキックがおすすめ。


圧し掛かり
某ジムリーダーが使っていたことで有名。 麻痺の追加効果によってスターミーやナッシーを倒しやすくなる。 飛行にも安定したダメージが入るので、何かと便利。 圧し掛かりでスターミー4発、サンダーナッシーニドクイン乱数4発。


大文字
カイリキーにとっては異端の、特殊系の役割破壊。ヘラクロスやフシギバナを倒せて、 厄介なエアームドやフォレトスを片付けられる。同レベルフォレトス1発、エアームドハガネール2発、 ナッシー乱数2発、ヘラクロスフシギバナ3発。


アンコール
以外にこんな器用な技を覚える。安全にカビゴンの相手をしたり、 格闘受けが使うリフレクター等の補助技をアンコールして勝機を作ろう。 ただ、素早くないので、常に相手の行動を意識して使わなければならない。


光の壁
実は壁サポートもできる。ライコウやスイクンとの打ち合いに強くなる。 ナッシーやファイヤーが出てきて、受けに回る時にも地味に便利。


鈍い
鈍いカイリキーを使う時用。それ以外で使い道はあまり無いと思う。


ヨガのポーズ
割と知られていない、カイリキーの攻撃力を一段階上昇させる技。 鈍いと違い、素早さを落とさずに済むので、鈍い型とはまた一味違った戦い方が出来る。



使用例

ピントレンズ / クロスチョップ *** 眠る 寝言
少ないクロスチョップのPPを補う基本形。空いたスペースには主に役割破壊を用いる。 自分のパーティで、倒したい敵によって、型を変えていこう。 これでもPPが気になるのなら、不思議な木の実を持たせておくと良い。 何を持たせるか迷ったら、何気に厄介な圧し掛かりや、汎用性の高い、めざめるパワーゴーストがおすすめ。


食べ残し / クロスチョップ 鈍い 眠る 寝言
通称:鈍いカイリキー。Lv.55エースで使う。 格闘に抵抗力のあるポケモンも、鈍い+急所で無理矢理押しきってしまうという強引な戦法。 カビゴンの恩返しも、レベル差がつけば乱数3発なので、強引に受けられる。 弱点を突かれても耐えるように、スターミーやデンリュウ等の壁ポケモンと組ませるのが効果的。 起きている間にクロスチョップを使い過ぎないように注意。ゴーストに完封されるので、 追い討ち悪系を付ける等、パーティの工夫が必要。


薄荷の実 / クロスチョップ めざめるパワーゴースト 岩雪崩or圧し掛かり 眠る
セミフルアタックタイプ。役割破壊がうまくはまれば、とてつもない押しの強さを見せるので、 攻撃範囲の広い、この組み合わせで使いたい。取り巻きで麻痺をばら撒いて積極的に攻めよう。


食べ残し / クロスチョップ 捨て身タックル ヨガのポーズ 眠る
ヨガの力で攻めるカイリキー。是非Lv.55で使いたい。Lv.55の捨て身タックルは、 ゴースト系とヤドラン以外の、全ての格闘受けを3発で落とせる。 ヨガのポーズを一回積むだけで凄まじい攻撃力を発揮する。 Lv.55カイリキーのヨガのポーズ一回からのクロスチョップで、 カビゴンポリゴン2オムスター確定1発、Lv.51サイドンほぼ1発、 Lv.52までのスイクンとLv.53までのエアームド2発。 同条件の捨て身タックルで、Lv.51ガラガラライコウサンダーファイヤーギャラドス スターミーナッシーベトベトンヘラクロスニドクインポリゴン2全て2発。 上の型にも言えることだが、寝言を用いないので、油断しているとクロスチョップのPPはすぐ切れてしまう。 カビゴンは威圧で追い返して、捨て身タックルをメインに戦うくらいの感覚が丁度良い。



メモ

格闘受けで対応するのは当たり前だが、急所の連発は止めようが無い。攻撃力が高いため、 リフレクター等も貫通する。簡単に止められそうで、実は一筋縄ではいかないポケモン。 同レベルカビゴンの恩返しを2発耐える為、役割破壊を寄せ付けない強引な誤魔化しとして活躍する。 潰しの面でも、どんなにカビゴンが鈍いを積もうと、急所が出れば一撃で潰せるのが魅力。



対策

サンダー ニドクイン フシギバナ ムウマ ナッシー スターミー ヘラクロス等

攻撃力が特出しているうえに、クロスチョップの威力も高いが、格闘に対して抵抗を持つ属性は多いので、そこまで心配する必要は無い。 安定した防御能力の飛行系、毒系、エスパー系、虫系なら、受けは難しくないだろう。 ゴースト系は、役割破壊を考えなければ回復技なしでも可能だが、お供の悪系に注意。 鈍いカイリキーに関しては、こちらも鈍うか、ニドクインの甘えるやフシギバナの鳴き声での対処が有効。 格闘受けはいくらでもいるのだが、それ以上に、どんな受けにも対応する役割破壊の多さが厄介。 早めに役割破壊を見切って、リスクが無いように動きたい。 どうしても技を見切れなさそうなら、格闘受けを何種類かエントリーさせて臨もう。 中でもフシギバナやヘラクロスは、汎用性の高い、岩雪崩、地震、めざめるパワーゴーストのどれにも弱点を突かれないので、比較的信用して受けに出せる。 贅沢を言うなら、それぞれ鳴き声、鈍いがあると安心。

潰しに関しては、相手が低レベルの場合、ライコウの10万ボルトあたりの特殊技でも大分HPを削れるが、 食べ残しを持たれるとそうもいかない。なるべく飛行技か超能力を使って弱点を突きたいところ。




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