イノムー
タイプ 氷・地面
ＨＰ：１００ 攻撃：１００ 防御：８０ 特攻：６０ 特防：６０ 素早さ：５０
主な役割
ライコウ サンダー ベトベトン封じ等ライコウ封じのスペシャリスト。ただ、逆に言えば、電気封じ以外に目立った役割はほとんど無い。 サンダーのドリル嘴も4発前後なので、調子にのっているとすぐやられる。 技のバリエーションも少ないので、あまりアタッカーとして強力にも見えない。 基本業務は、電気に弱いエースに、寝言あたりの型でお供させるくらいだが、 吼えるを覚えるので、彼を主軸においた昆布戦術もある。 また、電気封じと呼ばれても、弱点の関係から、エレブーやランターンの封じは無理。
技
地震氷と地面がタイプ一致技だが、特攻より攻撃の種族値のほうが高いので、 地面技がイノムーのメイン技となる。 同レベルライコウ2発、カイリキースターミー3発、ポリゴン２乱数3発、カビゴンスイクン4発。 威力はハガネール以上、サイドン以下といったところ。
冷凍ビーム
タイプ一致のうえに、地震が効かない飛行系によく効くので、地震と併せて必ず持たせたい。 同レベルカイリューナッシー2発、サンダーメガニウム乱数2発、エアームド乱数3発、ヘラクロス乱数4発、ギャラドス乱数5発。
岩雪崩
冷凍ビームが効きにくいギャラドスやファイヤーを狙って使う役割破壊。 地震と冷凍ビームと併用する事で、攻撃範囲がかなり広くなる。 同レベルファイヤーフリーザー2発、ギャラドス3発、サンダー乱数3発、エアームド乱数7発。 ちなみにヘラクロスに対しては、冷凍ビームの方がダメージが大きい。
圧し掛かり
圧し掛かり自体のダメージはそんなに高く無いが、 タイミング良く麻痺を狙えばスイクンやスターミーを突破しやすい。 目安として、同レベルスターミーは地震を一回当て逃げして、 次のターンの圧し掛かりで麻痺が入れば倒せる。 同レベルスイクンとヘラクロスはＨＰ残り80くらいが射程圏内だろう。 圧し掛かりで同レベルヘラクロス5発、ギャラドスサンダーファイヤー乱数5発、フリーザー6発。
吼える
サンダースのバトンタッチやムウマ、ゲンガーの黒い眼差しを封じる。 撒き菱と併せて昆布も使える。
使用例
ピントレンズ / 地震 冷凍ビーム 眠る 寝言ライコウ封じをする時の基本形。 低レベルで使うには、これでないと高レベルのめざパ氷を受けられない。 サンダーはドリル嘴も封じるなら、寝言は必須。 しかし、潰すときには、寝言で地震ばかり出る時もあるので、結構手間がかかる。
薄荷の実 / 地震 冷凍ビーム 岩雪崩or圧し掛かり 眠る
対空攻撃に一味加えるなら、寝言を削ろう。 あまりに低レベルで使っても決定力を発揮出来ないので、 中レベル以上での使用がおすすめ。
食べ残し / 地震 冷凍ビーム 吼える 眠る
昆布型。上の型もそうだが、寝言を無くす事で耐久力に難があるため、食べ残しは絶対欲しい。 他のポケモンの撒き菱や砂嵐と併せて使おう。 電気系にはほぼ確実に優位に立てるので、得意な相手、 苦手な相手がはっきりしており、昆布を決めやすい。 とにかくイノムーの仕事は電気封じなので、必ず電気系を誘えるパーティに組み込もう。 中でも特に撒き菱を使えるパルシェンや、 イノムーの苦手なヘラクロスや水系を潰せるサンダーと相性が良い。 また残飯無し同レベルカビゴンを地震4発で落とすので、吠えループに入ればカビゴンも倒せる。 相手に電気系がいないとイノムーの出番がなくなるので、 昆布パーティと悟られて警戒されると、昆布が全く機能しない。
メモ
電気封じはかなり安定するが、技のバリエーションは決して多く無い。 与えられた役割をひたむきにこなすタイプ。 決して強力なエースだとか、気をつけたいメジャーなポケモンではないが、 地面受けをエアームドや草系ばかりに任せていると、衝撃的に強く感じる時がある。対策
スイクン スターミー パルシェン ファイヤー ギャラドス ヘラクロス等それなりに能力の安定した飛行タイプで、冷凍ビームに耐性を持っていれば対応可能。 ただしそれらのポケモンは希少種の岩雪崩に注意。 スイクンパルシェンは寝言で、スターミーはリフレクターを使うことで強引に受けられる。 ヘラクロスも同レベルの冷凍ビーム乱数4発なので、寝言型が望ましい。 イノムーのレベルが低ければ、食べ残し寝言カイリキーやポリゴン２等でも封じが可能。 メガニウムは光の壁があれば強引に受ける事も出来る。 とにかく技編成のバリエーションがあまり多く無いので、イノムー特有の、 地震＋冷凍ビームの対策さえしていれば、そこまで苦戦することは無いはず。