ハガネール



タイプ 鋼・地面
HP:75 攻撃:85 防御:200 特攻:55 特防:65 素早さ:30



主な役割

電気 カビゴン ガルーラ バンギラス ヘラクロス封じ等

鋼と地面の複合属性により、電気ポケモンのめざめるパワー氷で弱点を突かれず、 更にサンダーのドリル嘴も半減するので、電気受けを任せられる。 全ポケモン中2位の高い防御力に加え、岩技のダメージ計算が1/4なので、バンギラスの岩雪崩もかなり耐える。 ただし、メジャーなサブ攻撃の地震や炎技に注意。 また、鋼属性によるノーマル封じも可能で、素早さが低く、吼えるを覚えるので、 鈍い+吼えるガルーラを止められる数少ないポケモン。


地震
メイン技候補その一。電気系とバンギラスの弱点を突ける。 同レベルライコウベトベトン2発、サイドン乱数2発、スターミーバンギラス3発、カイリキーガラガラポリゴン2乱数3発、カビゴンスイクンパルシェン乱数4発。 攻撃技をこれだけにしていると、飛行系に抵抗できない。


アイアンテール
メイン技候補その二。地震と同じ威力だが、飛行系にもダメージを与えられる。 同レベルヘラクロス乱数3発、ナッシーメガニウム4発、オムスター乱数4発、ライコウ乱数6発。 攻撃技をこれだけにしていると、電気を倒す時に、鈍いか嫌な音が欠かせなくなる上に、 水系も倒しづらい。飛行系に関しても、メジャーなエアームド、サンダー、ファイヤー、ギャラドスに対してあまりダメージが入らないので、対空攻撃としての効果は期待できない。


岩雪崩
飛行系を打ち落としたいならこちらをおすすめする。 タイプ一致ではないのでエアームドに対しては、アイアンテールと同じ威力。 倒したいのであれば、嫌な音と併用しよう。 同レベルファイヤー2発、サンダーギャラドス乱数3発、エアームドナッシーメガニウム乱数7発。


捨て身タックル
影の対空攻撃。飛行にも草にもコンスタントにダメージが入り、役割破壊の相手を選ばない。 但し、適度にダメージが入るだけで、 捨て身タックル単発で相手を倒せるわけではないので、嫌な音と併用であることが基本。 同レベルスターミーヘラクロス4発、ガラガラライコウサンダーファイヤーギャラドスナッシー乱数4発、カビゴン乱数5発。


鈍い
鈍いカビゴンを受けるときに欲しい技。鈍い一回からの地震でカビゴンポリゴン2を3発、スイクン乱数3発。 アイアンテールならヘラクロス乱数2発、ナッシー3発。


嫌な音
これを持っていると決定力が備わる。嫌な音一回からの地震でカイリキーガラガラスターミーポリゴン2を2発、 カビゴンスイクンを乱数2発、パルシェン3発、ヘラクロス乱数3発、ナッシーメガニウム4発。 アイアンテールならナッシーヘラクロス2発。サンダーライコウ乱数3発、エアームド乱数4発。 捨て身タックルならスターミーヘラクロス2発、ガラガラナッシー乱数2発、カビゴンスイクン3発、エアームド乱数5発。 岩雪崩からでファイヤー1発、ギャラドスサンダー2発、ヘラクロス3発、ナッシー乱数3発。


吼える
コンボ封じ。カビゴンの鈍いを解除するのに必要。


大爆発
追い込まれた時の最終奥義。同レベルカビゴンのHPの大半を削る。 電気を追い返した後に草や飛行系を強引に共倒れにしたり、 カビゴンに押しきられそうな時に捨て駒にして、次のポケモンで押し返すといった事も出来る。



使用例

軟らかい砂 / 地震 鈍い 吼える 眠る
カビゴンやガルーラを封じるときの基本形。 Lv.55ガルーラの鈍い→捨て身タックルをレベル差最大でも4発耐えるので、 完璧な受けとして成立する。ただし、相手が食べ残し持ちなら、 こちらの地震で5発なので、ガルーラ一匹を残されると、潰しまでには至らない。 カビゴンに関しては、地震か炎技が無ければ受けられるが、 これもカビゴン一匹に残られると倒せない。


軟らかい砂 / 地震 鈍い 嫌な音 眠る
吼えるの代わりに、嫌な音を入れる形。 受けを重視させる際は、上の型と二択になるだろう。 吼えるが無いのでガルーラを受けられないが、カビゴンやポリゴン2を潰し切る事が出来る。 またチャンスがあれば、スターミーやスイクンも突破可能。


水玉リボン / 地震 嫌な音 大爆発 眠る
カビゴン封じの為の鈍い大爆発の場合は、素早さや弱点の関係から、ゴローニャの方が便利だと思う。 ハガネールは嫌な音からの速攻力が魅力で、相手が鈍いを積んで押し返そうとしてくる所を、大爆発で仕留めると良い。 また先手でリフレクターを張ってくるスターミーやナッシーに対して役割破壊がしやすい。 水玉リボン持ちで、大爆発で同レベルカビゴンを1発で倒せる可能性がある。 嫌な音を使えば、抵抗力の無いポケモンを全員1発。


食べ残し / アイアンテール 地震 嫌な音 大爆発
個人的にお薦めの型。基本的に電気技や毒技だけを受けつづけ、食べ残しだけで回復を間に合わせる。毒毒や電磁波を無効に出来るので、眠るが無くてもかなり使い回しが効く。 受けに回ったあとは、嫌な音と役割破壊技でどんどん押して行こう。 カビゴン等のノーマルやヘラクロスのメガホーンも数回受けられるが、 ほとんどの状況で先手を取れないハガネールに、役割破壊は致命的なので、気をつけて使いたい。 この技構成だと、ファイヤーやギャラドスに苦しむので、嫌な人はアイアンテールを岩雪崩やノーマル技に代えると良い。 しかし岩雪崩の場合はナッシーやヘラクロスが厳しくなるので、結局、潰せない相手の対処も必要。



メモ

カビゴンの捨て身タックルやバンギラスの岩雪崩をかなり耐えるのは嬉しいが、 地震や大文字等、ポピュラーな役割破壊で簡単に弱点を突かれやすい。 受けにまわるよりも、豊富な役割破壊技で積極的に潰しに出て行った方が強いと思う。 幸いにも速攻に便利な嫌な音や大爆発を使えるので、 突破力の面では文句無し。



対策

ファイヤー ギャラドス スイクン スターミー パルシェン グライガー等

基本的にはガラガラ受けクラスの地面受けで受けられるが、嫌な音が厄介。 ナッシーやメガニウムは受けに回れるが、それぞれ同レベルの、 サイコキネシスと葉っぱカッターを4発耐えられてしまうので、 時には受け潰しが逆転する可能性もある。潰すなら宿木の種は必須。 スイクン等の水系も、嫌な音をかけられると簡単に受けが成立しなくなる。 岩雪崩よりはアイアンテールのほうが役割破壊として普及している傾向にあるので、 ファイヤーやギャラドスは比較的安全。 グライガーは同レベルの地震で3発と、レベル差がつくと潰すのに多少の時間を要する。 それぞれ嫌な音からの大爆発による役割破壊には慎重に。 潰しにいたっては、水、炎技がよく効くので、それらの攻撃を積極的に当てて行こう。




Cafe du Porygon2 ≫ メイン ≫ 個別解説 ≫ ハガネール
inserted by FC2 system