フシギバナ



タイプ 草・毒
HP:80 攻撃:82 防御:83 特攻:100 特防:100 素早さ:80



主な役割

カイリキー スイクン封じ等

草属性なので、地面受けを任せたくなるが、毒属性も持っているので、 ガラガラ等は受けられない。その代わりに格闘受けとして使うことになる。 カイリキーのメジャーな役割破壊である、地震、岩雪崩、めざめるパワーゴーストのどれにも弱点を突かれないので、信用して受けに出すことが出来る。 また氷技無しの水系の封じも担当でき、 タイプのおかげでスイクンやスターミーの毒毒を喰らわないのは素敵なところ。 ナッシー程の打開力があるわけでもないが、様々な技を覚えられるので、 多彩な戦術を使うことができ、相手に技を読まれにくい。



宿木の種
草系お得意の補助技。 相手が場に残り続ける限り効果が続くので、相手は交代を余儀なくされるケースが多い。 決定力があるわけではないので、ナッシーと同じくらいに攻撃面で恐ろしくなるわけではないが、 やはり場に居座ろうとする相手には有効な技。


リフレクター
格闘受けを安定させたり、しばらく地面を強引に受け続けたりする時に使う技。


鳴き声
相手の攻撃力を一段階下げる技。鈍いカイリキーを止められる。 PPがとてつもなく多いので、鈍いカビゴン相手にもPP差で上回って強引に止めることも出来る。 ただし、止めるだけで封じには至らないので、別のポケモンで決定力を確保したい。


毒毒
当て逃げで使うか、宿木の種と併せて相手を眠りに追い込み、味方に繋げるのが基本的な使い方。 サンダーやファイヤー、カビゴンに当てられる。 鋼系なんて無視無視。


眠り粉
相手を眠らせてサポートする。エアームドあたりを眠らせて、カビゴンやガラガラで押しやすい状況を作る。間違ってもフシギバナで押し切ろうとしないように。 奇跡の実を消費して泥棒をしてくるようなら、是非ともフシギバナの麻痺治しの実や奇跡の種を献上して差し上げたい。 ちなみに、同じ粉でもフシギバナは痺れ粉を覚えられない。


成長
フシギバナの決定力をあげる技その1。特攻が一段階あがる。 メインとなる草技だけではカイリキーを倒せないので、封じをさせたい時は必ず持たせたい。 また、成長と併せてめざめるパワーとの特殊技二本で攻める型も存在する。


葉っぱカッター
フシギバナのメイン技。弱点を突かないと大ダメージを期待できないので、 水や岩系をどかせるために持っておくくらいの気持ちで使おう。 同レベルガラガラスターミー乱数2発、スイクン乱数3発、フーディン乱数4発、 カイリキー乱数5発、ライコウ6発。レベル差最大のバンギラス4発。 めざめるパワー草を使えば、乱数が確定となる。 成長を一回使えば、ムウマ乱数3発、カイリキーニドキング4発、ライコウ乱数4発、カビゴン乱数6発


ソーラービーム+日本晴れ
格闘封じの時に、成長+葉っぱカッターの代わりに使える。 ソーラービームで同レベルカイリキーライコウ3発。 相手が寝言だと粘られるので、眠るを使うターンに日本晴れを使い、寝言で眠るが出ないことを祈りつつ、ダメージを当てていこう。


めざめるパワー氷
サンダーもナッシーも嫌いな人の為の役割破壊。 エアームドに対しては弱点を突けないが、抵抗もないので、成長を重ねれば強引に押せる。 成長一回使えば、同レベルナッシーニドキング2発、サンダーメガニウム乱数2発、エアームドゲンガー乱数3発、ファイヤー4発。


めざめるパワー電気
アンチファイヤーの為の役割破壊。主にエアームドとファイヤーを狙う。 成長一回使えば、同レベルギャラドス乱数1発、エアームドファイヤー2発、フォレトス乱数3発、サンダーヘラクロス乱数4発。


めざめるパワー炎
鋼系に一泡吹かせたい人の為の役割破壊。草系、鋼系を狙う。攻撃範囲が一番広くなると思われるが、 ファイヤーとリザードンだけには歯が立たない。 同レベルフォレトス乱数1発、ハッサム2発、エアームド乱数2発、ナッシー3発。 成長一回使えば、フォレトスハッサム1発、エアームドナッシー2発、ヘラクロスメガニウム乱数2発。


めざめるパワー水
一刻も早く消火したい人の為の役割破壊。炎系を狙う他、ノーマル技とも相性が良いので、 剣の舞型フシギバナのサブ技としても使える。Lv.55で使えば、威力はLv.55カビゴンの波乗りとほぼ同じ。 同レベルファイヤー3発、バンギラス4発、エアームドフォレトス乱数5発。Lv.55で使えば、サイドン乱数1発、ハガネール乱数2発、エアームドフォレトスゲンガームウマ乱数4発。


剣の舞
フシギバナの決定力をあげる技その2。攻撃が二段階あがる。 毒属性のくせにヘドロ爆弾を覚えないが、赤緑の技マシンで、捨て身タックルや圧し掛かり等の優秀な物理攻撃を使えるので、それらと併せて使う。


捨て身タックル
剣の舞と併せて使う。Lv.55でレベル差最大のライコウポリゴン2を2発、カビゴンスイクン乱数2発、エアームド乱数4発。


吼える
コンボ封じ。宿木の種との相性が良くないので、使いどころは鈍いと併せて使う型くらい。



使用例

ピントレンズ / 葉っぱカッター 成長 宿木の種 光合成
格闘封じをする際の、フシギバナの基本形。成長のスペースは、鳴き声等、他の補助技でも構わないが、 前述した通り、成長が無いと潰しまで至らない。例によって、葉っぱカッターはめざめるパワー草でも代用できる。


奇跡の種 / ソーラービーム 日本晴れ 宿木の種 光合成
ソーラービームで格闘封じをする型。日本晴れの効果で回復力がアップしたり、 水受けが安定したりと、その恩恵はなかなか計り知れないものがある。 ただし、倒せるまであと一歩というところで、日本晴れが切れたり、小回りが効かないのが難点。 きちんとターンやダメージを計算しながら使いたい。 奇跡の種はLv.50で使う時に、Lv.55カイリキーを確定3発にするために持たせる。


食べ残し / 葉っぱカッター めざめるパワー 成長 宿木の種
成長エース型。葉っぱカッターをメインに、草に抵抗のある連中は、 特殊のめざめるパワーで破壊していく。Lv.55同士なら、成長を二回積んでもカビゴンを乱数4発なので、いかにカビゴンを攻略するかにかかっている。サポートで毒毒を駆使する等の工夫をして、 なんとか成長を積みまくろう。


食べ残し / 捨て身タックル めざめるパワー水 剣の舞 眠り粉
剣の舞エース型その1。毒系の攻撃技を覚えないので、自動的に物理攻撃はノーマル技になる。 サブ技には草技ではなく、ノーマル技と相性の良い、めざめるパワー水がおすすめ。 タイプ一致技が無いので、勿体無い気もするが、眠り技+剣の舞を使えるポケモンは少ない。 鈍いを使うカビゴン等、邪魔なポケモンを眠らせて、攻めていこう。


食べ残し / 圧し掛かり 剣の舞 宿木の種 身代わり
剣の舞エース型その2。宿木の種+食べ残しで身代わりで減ってしまうHPを補い、 身代わりを連続で使い続け、相手が交換するか回復するかの隙を待ち、 剣の舞で攻めていくという戦法。なるべく先制できる状況で使いたいので、物理技には麻痺撒きの目的で圧し掛かりを用いる。 ハピナスや水系など、安心して身代わりを使える相手を誘うパーティ編成にすると使いやすい。


食べ残し / 捨て身タックル 鈍い 吼える 光合成
誰かが使っていた鈍い吼えるフシギバナ。強引に居座り続けることでエアームドすらも押し返す。 毒属性なので、毒毒を浴びないうえに、回復技に光合成を使えるので、立ち回りやすい。 ファイヤーやフーディン等の強力な特殊系が来ると厳しい。



メモ

カイリキーには大文字以外で弱点を突かれず、先制できるので、格闘封じの能力は折り紙つき。 技の種類がやたら多いので、型を読み難い。



対策

エアームド カビゴン ゲンガー サンダー ファイヤー ヘルガー等

決定力が高くないので、フシギバナが草技しか使わないのであれば、 大多数の飛行系、鋼系で受けることが出来る。 宿木の種や毒毒、鳴き声など交換を強いられる技を多用するので、 受けを複数用意して止めにかかろう。

成長型に関しては、何回も成長を積まれなければ、そこまでの攻撃力になることはないので、  飛行系の吹き飛ばしがあれば、ある程度安心できる。

剣の舞型は、宿木の種や眠り粉など、受けを破る術を持っているはずなので、 こちらに関しても二枚受けを用意してかかりたい。 とにかくフシギバナを場に出されると厄介なので、釘付けにする等の工夫をして止めよう。




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