エレブー
タイプ 電気
ＨＰ：６５ 攻撃：８３ 防御：５７ 特攻：９５ 特防：８５ 素早さ：１０５
主な役割
エアームド サンダー封じ等単電気系だが、ライコウやデンリュウに比べて耐久力が低いため、 それらのポケモンよりは受けに向いていない。 その代わりに攻撃技のバリエーションに富み、Lv.55エースでセミフルアタック型として使えば、 エレブーを止められるポケモンを大幅に限定できる。 セミフルアタックの代名詞のような存在。
技
10万ボルトメイン技。確実に攻撃をあてて相手を崩していきたいので、不安定な雷はおすすめできない。 Lv.55の10万ボルトでLv.50サンダー、Lv.51フーディン3発、カイリキーヘラクロスベトベトン乱数3発、カビゴン乱数4発。
冷凍パンチ
二足歩行なので、めざめるパワー氷を使う必要がない。レベル差最大のガラガラナッシー乱数2発、ニドクインメガニウム3発。
クロスチョップ
エレブーの最大の特徴。これがあるおかげで、電気の嫌いなカビゴンやバンギラス、 イノムーを突破できる。 バンギラス2発、レベル差最大のイノムーサイドンハピナス乱数2発、カビゴン乱数3発、ヌオー4発、メガニウム乱数4発、ライコウ5発。 Lv.50ライコウや鈍いを一回積んだカビゴンは4発。 急所にあたりやすいので、カビゴンと対峙した場合、大体カビゴン側がエレブーから逃げてくれる。
サイコキネシス
ベトベトン破りのために持たせる時があるが、 ベトベトン自体そんなに出現率は高くないので、汎用性はかなり低い。 Lv.50ヘラクロス乱数2発、ベトベトン3発、ヌオーを4発。
嫌な音
クロスチョップと併用で、寝言で粘ろうとしてくるライコウやヌオーを落とせる。 ただ、これを入れてしまうと冷凍パンチか眠るを外さなければならない。 嫌な音一回からのクロスチョップでカビゴン2発、ヌオーメガニウムライコウ乱数2発。
使用例
奇跡の実 / 10万ボルト 冷凍パンチ クロスチョップ 眠るセミフルアタックエレブーと呼ばれる定番の組み合わせ。Lv.55エースにして使う。 他のポケモンで壁を張って、エアームド等、電気技を苦手とするポケモンの前に出し、 そこから役割破壊を決めていくのが基本。 出来るだけ飛行を誘えるポケモンと、Lv.55エース2匹の編成でコンビを組ませたい。 持ち物は攻撃回数を増やせる奇跡の実が一般的だが、急所狙いのピントレンズも悪くない。 攻撃範囲が広く、止められるポケモンは非常に少ないが、有名なので、意表は突けないと思ったほうが良い。
ピントレンズ / 10万ボルト クロスチョップ 眠る 寝言
寝言型。冷凍パンチが抜けるので、攻撃の幅は狭まるが、比較的安定感は増す。 自慢の格闘技でハピナスやカビゴンを倒せるという事に意味があるので、 クロスチョップを抜いて冷凍パンチを入れるなら、ライコウを使ったほうが良い。 Lv.51スイクン、スターミーの波乗りで3発で倒れるので、水受けは任せられない。
食べ残し / 10万ボルト クロスチョップ 嫌な音 眠る
嫌な音からのクロスチョップの強引な押しで、ライコウやヌオーに強くなる。 ただ、クロスチョップのPPが少ないので長期戦になってしまうのは避けたい。 交換され続けるとすぐにPPが切れかねないので、毒毒や撒き菱と組み合わせたい。 耐久力を捨てるなら、眠るのスペースには、冷凍パンチを入れると面白いだろう。
メモ
光の壁とリフレクターを張って補助も出来るが、安定性が無いので向いていない。 恵まれた攻撃技を生かして、ガンガン弱点を突いていこう。対策
ライコウ デンリュウ ヌオー ベトベトン ツボツボ ヘラクロス カイリキー フーディン等クロスチョップという厄介な役割破壊のおかげで、ハピナスやカビゴンでは止められないので、 普通の電気受けとは違った対策を用意しなければならない。
冷凍パンチ＋クロスチョップの可能性を考えると、上記の前５匹がエレブー受けになる。 ライコウデンリュウ等の頑丈な電気系やヌオーは、理不尽なクロスチョップ急所が来ない限り安全。 しかし、レベル差が大きくなるとクロスチョップで4発なので、寝言型にするか、リフレクターの補助が欲しい。 ベトベトンとツボツボはこちらがLv.50、相手がLv.55で10万ボルト乱数3発なので、 寝言さえあれば強引に受けられる。ただし、ツボツボは封じまでには至らない。 ヘラクロスとカイリキーは、同レベル残飯所持＋寝言の厳しい条件で、やっと受けが成立する。 ちなみに冷凍パンチさえ来なければ、上記のポケモン以外にも、ガラガラ、ドンファンをはじめとする地面系や、グライガーやニドキング、ナッシーでも対応可能となる。 また、フーディンはLv.51以上で10万ボルトを2発耐えるので、自己再生で強引に押し返せる可能性がある。
ヌオーかベトベトンあたりが居なければ苦戦する事は必至なので、 役割破壊で押しきられる前に、こちらからも積極的に手数を出してダメージを与えて行きたい。